前立腺炎

<前立腺炎とは?>

前立腺は、膀胱下部から尿道にかけて、その尿道を取り囲むように存在し、前後を恥骨と直腸にはさまれた男性特有の生殖器。形・大きさが栗の実に似ており、成人では重さ15~17gである。
前立腺のほぼ中央を尿道が通っており、尿道の前立腺部分には、射精管が開口している。

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前立腺の働きはふたつ。
ひとつ目は、排尿時に収縮・緩和を行うことで、排尿をコントロールをすること。
ふたつ目は、精液の一部となる前立腺液を分泌したり、射精のメカニズムの一端を担うことである。

この前立腺が炎症を起こす病気が前立腺炎で、急性の場合と慢性の場合がある。

<前立腺炎のタイプ別症状>

1.急性(細菌性)前立腺炎
尿道からの大腸菌やブドウ球菌の侵入が原因。しばしば悪寒、発熱(40度以上になることも)、全身倦怠感に見舞われる。多くの場合、膀胱炎や後部尿道炎を併発するので、腰・生殖器官・会陰部の痛みや頻尿、焼け付くような排尿痛がある。
尿検査、エコー検査、血液検査、直腸診などが行われ、白血球の増加、細菌の存在を簡単に確認できるので診断は容易だ。

2.慢性(細菌性)前立腺炎
急性前立腺炎が治りきらず細菌感染が継続した状態。あるいは、尿道炎等から前立腺の炎症を併発することもある。抗生物質を使用するが、薬効が現れないことがよくある。(原因となる症状を完治させておくことが大切)

3.慢性(非細菌性)前立腺炎 
疲労やストレスなどが原因となることもある最も一般的なタイプ。頻尿や排尿痛、残尿感、会陰部の痛みなどがあるが、急性前立腺炎に比べれ症状は軽く、なかなか病気と認識されない。 どの年代の男性にもみられ、症状が消えたり現れたりをくり返しす。

4. 前立腺痛
前立腺そのものには異常がないのに、下腹部や会陰部に痛みを感じる疾患。原因は前立腺や膀胱周辺の筋肉の機能障害やストレスが考えられるが、はっきりした原因は不明。

<前立腺炎の原因>

* 細菌感染
* 自己免疫反応あるいは免疫反応の異常
* 精神的ストレスあるいは身体的傷害
* 尿酸の異常
* 前立腺結石
* 尿道狭窄
* 腫瘍
* 前立腺ガン
* 食物アレルギー
* 過剰な刺激
* カンジダ菌
などの原因が考えられるが、これらが複合することも多く、完全に解明されているわけではない。

<前立腺炎の治療>

下半身の病気ということもあり、なかなか病院に行きづらいものだが、性器、会陰部、腰などの部位、排尿・射精などに痛みや不快症状があるときは早めに受診したほうがよい。
強い痛みや不快症状がある急性前立腺炎の場合、鎮痛剤で痛みや不快症状を抑え、同時に感染菌に効く抗生物質の投与を行う。数日で熱はひき、炎症もおさまるので、治りやすい病気と考えがちだが、再発しやすいのも事実。再発をくり返すと 慢性化してしまうので、医師の指示通り、服薬や治療を継続しなければならない。

慢性の場合、原因も様々で、かつ治りづらいので治療の継続が困難となりがち。 医師の指示を守り、気長に治療することが大切。

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 <前立腺炎治療記>

初めは処女の如く・・・
シモの病気は医者に行きづらい! でも痛さには勝てぬ。
急性前立腺炎の治療で、初めて泌尿器科を受診したときの体験談!

もはや娼婦の如く・・・
一度知ってしまえばもう怖いものはない!

前立腺炎、その後
下半身に別の生き物がいるような違和感が・・・


前立腺肥大を疑って受診したら、軽い前立腺炎を指摘される。20数年前のコレ↑↑が続いていたってこと??