痛風歴

最初の痛風発作は14年前。
ある朝目覚めると、左足の親指付け根が、今までに経験したことのない痛みに襲われた。

本来なら病院へ急行するところだが、その日は大事な仕事の日。代わってもらうこともできないので、ケンケン状態で出勤した。
仕事を始めてはみたものの、痛みはどんどんひどくなり、夕方には脂汗がでるほどの痛みで、敢えなくダウン。
帰宅したが、足はいつもの2倍はあるのではないかというほどパンパンに腫れ、意識もうろう状態。

とりあえず、冷やすことしか考えが浮かばず、氷枕と氷をくるんだタオルで足を取り囲み、感覚がなくなるぐらい冷やしてみた。
少しは効果があったかもしれないが、痛みは半端ではなく、そのまま眠れない夜を過ごしてしまった。
あの頃は、我慢強かったな~・・・正直、そう思う。

翌朝、かかりつけの内科を受診。
足が痛いのになぜ内科かといえば、当時すでに痛風の原因である高尿酸血症の治療を受けていたので、その痛みが何であるか予想がついていたのだ。

「ついにきたね!」医者の第一声。
看護婦さんも珍しがるほどの腫れ具合らしく、すぐにコルヒチンという薬を飲まされた。
もうかなり前のことなので、記憶に間違いがあるかもしれないが、
医者曰く、「この薬、副作用がきついんだけど・・・下痢が始まるまで1?時間おきに飲んでね」
副作用が心配なので帰してももらえず、処置室のベッドで痛みに耐えることになった。

2時間も経った頃か・・・痛みがすーっとひいてきた。 ほんと、ビックリするぐらいの効き方。劇的に!という言葉がピッタリだった。
4時間もすれば痛みもすっかりなくなり、じっとしているなら痛風を忘れられそう。
ただ、触ると猛烈に痛いので、歩くのはかなり不便だったが・・・

こうして、初回の発作はおさまった。
ちなみに、痛風発作は、初回が一番ひどいそうだ。
なんだか、初産のつらさに似てるかもしれない。(産んだことはないが)

この発作以来、尿酸の合成を抑えるために、ザイロリックという定番の薬を服用しているが、高尿酸血症には自覚症状がないので、つい飲み忘れたり、切らしたりすることも多く、年に何回かは病院のお世話になるほどの発作に見舞われている。
当然、その何倍かのプチ発作も起こす・・・

特にここ数年、夏場は、サッカーをやっているために、毎週のように足をひきずることになっている。
土・日にサッカーをやると、月曜日はだいたいプチ発作で痛い思い。
水分を多くとり、酒も控える品行方正な生活を送ることで、なんとか週末までに治して、週末グラウンドで暴れ回ってしまう・・・
そして、また月曜に足をひきずる・・・夏はこの繰り返しなのだ。

そんな状況なので、「発作の対処は分かっているからいいや」と尿酸管理を少し甘く見ていたら、先日、高尿酸血症の合併症でもある尿管結石を起こしてしまった。
尿管結石の痛い記録 <産むはやすし・・・>

「痛風というのは、痛風そのものが問題ではなく、様々な合併症が問題なのだ」と気づかされた出来事。
尿管結石は,痛風よりよっぽど痛かったのだ。
なので、現在はまじめに、薬を飲んでいる。
(2004.4)

その後も、年一のペースで、プチ発作や足指の違和感に見舞われている。痛風との付き合いは死ぬまで続くということだろう。
(2012.8)

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>>病 歴 (このページ)
最初の発作から十余年。いまだにプチ発作を繰り返す不良患者。

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