受 傷

keika1鎖骨が折れた!(2003/10/25)

10月後半にしては穏やかな土曜日の午後。
40才になった年に始め、酒よりもゴルフよりものめり込んでいる、草サッカーの試合中のことである。
ポジションはいつものキーパー、試合はなごやかな雰囲気の中で始まった。
が、悪夢がやってきたのは、試合開始後まもなくのことだった。
技術的にも体力的にも勝る相手チームは、左サイドから絶妙のセンターリング。走り込む相手フォワードに、味方のマークなどついていない。
いつものこと・・・状況的に失点確実。
間に合いそうもないが・・・とりあえず・・・
(風車に立ち向かうドンキホーテの心境)
果敢(無謀ともいう)にダッシュしてパンチングで競ろうとしたが、現実は甘くなかった。
相手に軽くシュートされ、しかも激突。(したらしい=あまり記憶にないのだ)
柔道の受け身(正しい受け身なら怪我はしないはずだが)のように、肩から落ちながら見たものは、ゴールに突き刺さるボールであった。

「まだまだ時間はある」・・・
気を取り直して起きあがろうとするが、右肩付近が痛くて息が苦しい。
腕を動かすと「ゴキゴキッ」という何とも不気味な音。しかも力が入らない。
どうにか立ち上がって、肩に触れてみると明らかに凹んでいる。いや、出っ張っている。
「折れてる~」


 

 

病院急行

『救急車のお世話になるかあ・・・』とも思ったが、運ばれておしまい!では、あとのことが大変なので、ここはメンバーに甘え、その日の救急指定、I病院へ搬送してもらった。

車中じっとしていればさほどの痛みではないが、車のバウンドによる衝撃やカーブする時の遠心力が加わると、脂汗がでるほどの痛みがある。

直接的な衝撃はさておき、遠心力に抵抗するために脚や腹筋に力を入れた時も、激痛が走る。

この痛みには、その後の日常生活でもよく泣かされた。
右手・右肩以外は大丈夫と油断していると、不意のパンチを食らうことになる。


 

 

診察

およそ20分で病院に到着。 早速レントゲン撮影。 「このあたりかい?」無造作に触るレントゲン技師に思わず・・・ 「痛いっ!」

診察室で写真をみれば、きれいにポッキリ。しかも折れたところが90度近くに盛り上がっている。外から触って違和感があるわけだ。
そんな状態の中、看護婦さん(個人的嗜好により、看護師なんて言葉は使わない)にユニフォームを脱がしてもらい、診察を待つ。

ほどなく現れた若い医師は、「鎖骨骨折、全治3ヶ月といったところですか・・・」

ここでドクターから今後の治療方針の説明。
「このままバンドで固定してつながるのを待つ方法もあるし、手術でワイヤーをいれて固定する方法もある。ともに治癒率は95%。ただし、手術のほうが治りが早い。」
ワイヤーのはいったレントゲン写真をみせてくれるが、手術に対する恐怖心を生むだけだった。
だってどうみても五寸釘なんだもの!

治癒しない可能性5%!
どういう意味だろう?

今日明日の手術ではないということなので、結論は次回来院時に持ち越し。

痛み止めと湿布をもらい、試合続行中のグラウンドへ。
メンバーと話しをしてみるが、寒気がして声もうわずり気味。強がりをいっても、「痛み」と「やらかしてしまったことへのせつなさ」で、憂鬱な気分になる。


 

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